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ウィルソンが3Dプリンターで作った空気がいらないバスケットボール

こんにちは。

あじゃーるです。

NBAの公式球で使用されているアメリカのスポーツメーカー「WILSON(ウィルソン)」史上初となる3Dプリンターでバスケットボールを作成しました。

3Dプリンターで作成したのも驚きだが、画像を見ると無数の穴が開いているのがわかる。これは本当に穴が開いていて、空気を入れなくてもしっかりと弾むボールとして作られている。

画像だけでなく、すでに現実に存在していて2023年のオールスターダンクコンテストにて、ケニオン・マーティン・ジュニアがコンテスト時に使用していたことでも話題になった。

この時に使用したのはプロトタイプなので、普段使用しているボールとの感触の違いが分からないが、ウィルソンからは通常のバスケットボールと同様の重量、サイズ、弾み具合を再現している。公式バスケットボールにほぼ匹敵するプレイアビリティを示していると主張している。

 

ウィルソンの公式CMも出来ているようで一般販売も近いと言っています。

このエアレスバスケットボールはメリットもあり、デメリットも多い。

 

メリットは、やはり、空気が抜ける心配がなく、破損や傷つきの心配も少なくなるだろう。

 

デメリットは、ボール表面になる穴が、どこまでプレーに影響が出てくるかが問題だろう。穴の空気抵抗は問題ないか?ドリブルやシュート時の指のかかりに影響はないのか?耐久性もどこまでのレベルがあるのか?

 

などなど、考え出すと無数にでてくる。

 

現在のところ、ウイルソンとNBAの両者とも、このプロトタイプのボールを、将来的に製品化したり、公式球のひとつとして使うことまでは、まだ考えていないそうです。

 

最近のトレンドである「サステナビリティ」を意識した取り組みなのだろう。

 

一般販売価格は3万円弱の価格設定ですが、高い感じがしますが、公式球もほぼ同等の値段設定なので妥当な値段なのかもしれない。

 

まだ、試作段階ですが近い未来に量産が成功して一般人にも扱える日を楽しみにしていきたいと思います。