こんにちは。
あじゃーるです。
ついに始まりました。2019NBAファイナルが!
今年のNBAチャンピオンを決めるNBAファイナル。
レギュラーシーズンからプレイオフまで激戦を勝ち上がってきたチームを紹介。
NBA2018-19ファイナルチーム
現在NBA2連覇中で、今年も優勝してスリーピート(3連覇)を達成したい
王者「ウォリアーズ」
その、王者ウォリアーズに挑むのは
チーム創設後始めてNBAファイナルの舞台に立った
「ラプターズ」
この2チームで今年のNBAチャンピオンを争う事になった。
ファイナルまでの道のり
今季開幕からファイナルまで、各チームの戦歴をまとめたいと思います。
ウォリアーズ
レギュラーシーズンは57勝25敗でウェスタンカンファレンス全体1位でプレイオフに出場している。
レギュラーシーズンでの平均得点数と平均アシスト数はNBA全体の1位で抜群の攻撃力がある。その安定した攻撃力でプレイオフも順当に勝ち進んできた。
ファーストラウンドは
クリッパーズと4勝2敗で勝利。
セカンドラウンドは
宿敵ロケッツと4勝2敗で勝利。
カンファレンスファイナルは
ブレイザーズと4勝のスイープで勝利し5年連続NBAファイナルの切符を手にした。
プレイオフ直前にセンターのカズンズがケガで離脱するが大きな問題もなく勝ち進んできたが、ウォリアーズのスコアラーのデュラントもセカンドラウンド第5戦にケガでチームを離脱した。
情報では、ファイナル初戦も欠場する予定らしい・・・
ファイナルでの大一番はどのような戦術で戦うのかが注目。ウォリアーズの代名詞は「3Pシュート」と思われがちですが、実はそうでもない。
ウォリアーズのオフェンスセレクションは実はオフTHEボール(ボールの無い所のプレー)がうまく、巧みなスクリーンプレーでフリーの選手を作り、結果として3Pを打つので3Pのチームだと思われがちなのである。まぁ3Pも入るからね~
ウォリアーズはBIGセンターがいない分スモールラインナップで機動力のある戦術も楽しみなポイントだね♪
ラプターズ
ラプターズのレギュラーシーズンは58勝24敗でイースタンカンファレンス全体の2位の勝率でした。シーズン中はエースのレナードのケガで離脱してた期間が多かったがチーム一丸になり勝率を大きく落とすことなくレギュラーシーズンを終えた。
また、プレイオフ直前に経験豊富なBIGセンターの「マーク・ガソル」を取得したのも大きかった。その分、プレイオフでも戦いやすくなったはず。
ファーストラウンドは
マジックと4勝1敗で勝利。
セカンドラウンドは
76ersと4勝3敗の激戦、レナードの劇的ブザビで勝利。
カンファレンスファイナルは
シーズンNBA全対勝率1位のバックス。結果は4勝2敗で勝利した。
攻守に目立った活躍を見せるレナード。レナードが活躍すれば、NBAチャンピオンも夢じゃない!しかし、連戦ですべての試合に活躍を見せるレナード。疲労が溜まっているのが心配だ。もう一人のエース、カイル・ラウリーの活躍も期待したい。そして、カンファレンスファイナル少し不調だったダニー・グリーン。NBAファイナルでは武器である3Pをきっちり決めてもらいたい。グリーンもディフェンスには提供があるのでウォリアーズのカリーかトンプソンの得点を抑えてくれたらそれで十分貢献できる!
ウォリアーズのほどのビックネームの選手は少ないが、ラプターズ初のNBAチャンピオンを少し期待している。
ちなみにレギュラーシーズン中の2チームの対戦戦歴は
2戦対戦し、2戦ともラプターズが勝っている。この2勝はなんと、ウォリアーズが今シーズン唯一勝利をあげていないチームだ。しかしどちらの試合もトレード期限前であったのと、お互い欠場者が多くあまり参考にはならないかもしれない。特に2試合目は、アンドレ・イグダーラが欠場したものの、カリー、デュラント、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンを擁するウォリアーズにカワイ・レナード抜きでラプターズが勝利している。このことに対して、今回のファイナルの自身にも繋がっているだろう。
さて、試合結果はどうなりますかな?
試合結果
ゲーム1
大事な初戦。どのようなゲーム展開になるのか楽しみだ。
試合前に、驚いたのがウォリアーズのベンチに欠場予定だった、カズンズがすわってるじゃないか!ケガの具合はわからんが、とりあえず復帰おめでとう!
2019NBAファイナルの記念すべきファーストゴールは、カリーのフリースローだった。
カリーは確実に2本入れウォリアーズの先取点で試合が動き出した。
1Q目立ったのは、カリーが目立っていた。1Qで11得点を上げる活躍を見せた。25対21でラプターズがリードで1Qを終えた。
2Qはケガで離脱していたカズンズが2ヵ月ぶりにコートに帰ってきた。見た感じ本調子ではなさそうだが、回りを使うアシストパスや、力強いリバウンドをカズンズの存在感を見せた。
ここでお互いに誤算だったのは2Q終了間際に、レナードとドレイモンド・グリーンがファール3つを犯し、若干のファールトラブルになった。1Qのリードを少し伸ばし前半終了時に59対49とラプターズが10点リードで後半戦に入った。
3Qでは、ラプターズのシアカムが得点を量産した。レナードとラウリーには厳しいディフェンスが付いていたので、ウォリアーズとしては誤算だっただろう。
4Qはトンプソンやカリーが得点を取りラプターズに詰め寄るが、ラプターズの3Pが運を味方につけるくらいにゴールに吸い込まれていった。カンファレンスファイナルで不調だったダニー・グリーンの3Pも良く入っていた。
最終スコアは118対109でラプターズが大事な初戦を制した!
勝利したラプターズではシアカムがチームトップの32得点に8リバウンド5アシスト2ブロック、レナードが23得点8リバウンド5アシスト、ガソルが20得点7リバウンド2スティール、3本の3ポイントを決めたダニー・グリーンが11得点に2ブロック、ベンチスタートのバンブリートが15得点、ラウリーが6リバウンド9アシストを記録。
ウォリアーズは、カリーがゲームハイの34得点5リバウンド5アシスト、トンプソンが21得点5リバウンド、ドレイモンド・グリーンがファウルトラブルで十分に力を発揮できていませんでしたが、トリプルダブル(10得点10リバウンド10アシスト)を残記録。しかし2ケタ得点は3選手のみ。それにしてもウォリアーズには珍しいミスが多かった。16本のターンオーバーがあり、このミスも敗因の1つだろう。
レナードが厳しいディフェンスのなか、回りの選手が活躍した。ゲーム2も同じようにはいかないかもしれないが、ラプターズがんばれ!
そろそろ、デュラントもかえってきそうだなぁ・・・
ゲーム2
ゲーム2はウォリアーズの先発にファイナル初戦で復帰を果たしたデマーカス・カズンズが先発のセンターで出場していた。しかし、デュラントはまだ欠場中だ。
ゲーム1で好調だったラプターズのシアカムにウォリアーズは序盤からダブルチームを仕掛けるなど、シアカム対策が貼られていた。シアカムにダブルチームが行った分レナードのディフェンスが手薄になった。レナードは手薄になったのを見計らい積極的にゴールに向かうが、今夜のウォリアーズのゴール下にはカズンズがいるので容易には入り込めない。なので、ミドルからのジャンプシュートの機会が多かった。しかも調子がよく、確率よく決まっていた。ウォリアーズを引き離そうとするラプターズ。しかしウォリアーズも負けていない。トンプソンが前半要所要所で得点を重ね、逃げるラプターズを追いかけた。前半で59対54で折り返す。
後半戦に入ると、チームが入れ替わったかのようにウォリアーズが好調になった。ウォリアーズのオフェンスがかみ合い、18連続得点を決め、2ケタのリードを取った。ラプターズもなんとか、レナードの3Pプレーや、ハンブリートの3Pなどで、8点差まで詰め寄り最終Qを迎える。
しかし、ウォリアーズの勢いは収まらず好調に試合を進めていたが、残り8分くらいに差し掛かると、クレイ・トンプソンが足を負傷し、ロッカールームに下がった。それまで25得点とチームリーダースコアだったが悔しい負傷だ・・・
クレイの穴は大きく、次第にラプターズもじわりじわりと詰め寄ってきた。レナードも強引に得点を奪いに行くシーンも見られラプターズの押せ押せムードになってきた矢先に、ラウリーが残り時間4分ほど残し、ファールアウトしてしまった。お互いにスコアラー1人失う形となったが、どちらも集中を切らさず僅差をキープし試合を進めていった。
残り時間、30秒くらいにラプターズのダニー・グリーンの3Pが決まり、2点差まで追いついた。
残り時間10秒ほどで2点差で負けていたラプターズ。ボールポゼッションはウォリアーズ。ここで勝負にでた。ボールがカリーに渡ると、ダブルチームを仕掛けミスを誘ったが、カリーも何とかパスをつなげると、ノーマークのイグドラにパスが渡り、慎重に打った3Pはゴールに吸い込まれた。試合時間残り5秒で最後まで集中を切らさずディフェンスしたウォリアーズ。
最終スコアは109対104でウォリアーズが勝利し、対戦成績をタイに持ち込んだ。
勝利したウォリアーズでは、4本の3ポイントを放り込んだトンプソンが25得点5リバウンド5アシスト、カリーが23得点3スティール、ドレイモンド・グリーンが17得点10リバウンド9アシスト2スティール、カズンズが11得点10リバウンド6アシスト2ブロック、試合を決めたイグドラが8得点8リバウンド6アシスト。ベンチからはクックが9得点、リビングストンが6得点3アシスト、ボーガットが6得点とまんべんなく得点を取ったウォリアーズ。
ラプターズは、レナードがゲームハイの34得点14リバウンド、バンブリートが17得点3スティール、ラウリーが13得点、第1戦で好調だったシアカムはダブルチームなどに苦しみ、18本放ったショットのうち、5本しか決めることができずに12得点8リバウンド5アシストに終わる。レナードの34得点の内16得点はフリースローで得た得点で、NBAファイナル新記録となる16本ノーミスでフリースローを決める記録を作ったがゲームには破れてしまった。
両チーム、体に疲労が溜まってきているのか、ケガが多くなってきた。クレイは第三戦、問題なく出れる。と本人は言っているが本調子では出られなさそう・・・ゲーム3はウォリアーズのホーム、オラクルアリーナになる。試合も少し空くのでしっかりと休養を取り、両チーム万全で挑んでいただきたいね!
ゲーム3
ゲーム3からはウォリアーズのホーム「オラクルアリーナ」での試合になる。
ゲーム2を敵地にて勝利したウォリアーズ!ホームに戻って勢いを付けたい矢先に、残念なニュースが・・・ゲーム2途中でケガをしたウォリアーズのクレイ・トンプソンがゲーム3を欠場するという情報が、またケビン・デュラントも引き続き欠場するらしい。そして、ビックマンのケボン・ルーニーも欠場する。
主力3人が欠場で、ゲーム3に挑むことになったウォリアーズ。
1Q、ウォリアーズは2人のスコアラーを欠場で得点源を失うが、カリーが奮闘する!しかし、ラプターズもスターター全員が得点を取る好調さを見せた。
36対29とラプターズがリードし1Qを終える。
2Qもラプターズの勢いは止まらず点を重ねるが、カリーの前半4本の3Pもあり、前半のみで25得点を取る活躍を見せ、ラプターズに引き離されずに、前半を60対52でラプターズリードで終えた。
3Qでは、カリー、イグドラ得点で加点していくがラプターズのラウリー、フレッド・バンブリートが要所で3ポイントを決めて流れを断ち切って主導権を譲らない。カリー、イグドラ、グリーンの活躍で3Qを31得点を取るが、今夜のラプターズの3Pが止まらない。ラウリー、ハンブリート、グリーンの3Pが冴えわたり、追いかけるウォリアーズを突き放した。3Qが終わり得点差は13得点とラプターズが変わらずリードする。
4Qの最初からカリーをだし、逆転へのきっかけをつかもうと、得点を重ねるが、勢いを断ち切るシアカムのダンク。ラウリーの5連続得点。などで最大7点差まで縮まるがすぐに2桁得点差に戻される。
その得点差はゲーム終了まで縮まることはなく最終123対109でラプターズが勝利、ファイナル初の2桁得点差でゲーム3を終えた。
ラプターズはスターター5人全員が2桁得点し、大事な所で得点を取ったのが勝因だろう。またイバカの6ブロックの数字も勝利に貢献している。やはり、ウォリアーズはビックマンを欠いているのはすこし厳しいかな・・・
カリーはプレイオフキャリアハイの47得点を取るも、回りの選手が続くことができず勝利に届かなかった。ここに、トンプソンとデュラントの得点が入ってくるとまた変わってくるんだろう。
ゲーム4は8日で中1日で、トンプソンが復帰するのは難しそうだ。しかし、スリーピートがかかっているウォリアーズ。次に負ければラプターズがチャンピオン大手をかけるので、必ず動いてくるだろう。ウォリアーズが勝利するためには2人のどちらかが復帰するのが絶対条件!!
ゲーム4
前回ケガで欠場していた、ウォリアーズのトンプソンとルーニーがゲーム4で出場するとの情報が!トンプソンは軽度であるが、足の肉離れ。ルーニーは右側の肋軟骨を骨折の状態で2人とも、本来は、とてもじゃないが出場できる状態ではないが、トップ選手とそのトップ選手に付く、トップメディカルチームがいるからこそ今回出場できた。
1Qは両チームとも、タフなディフェンスで得点が伸びずにいた。ラプターズのレナードは、一人で14得点と奮闘した。ウォリアーズはケガから復帰したトンプソンがラウリーとのミスマッチを付き、得点を重ねラプターズからリードを奪った。23対17で、ウォリアーズがリード。
2Qは、ラプターズが徐々に調子を上げていった。ガソルやバンブリートと得点が伸び、ウォリアーズとの点差を詰めてきた。レナードは、ウォリアーズの時折のダブルチームに苦しめられ、2Qは無得点に終わった。しかし、ウォリアーズもカリーの調子が上がらず、ラプターズを引き離すチャンスに乗り切れずに、前半は46対42でウォリアーズが4点リードで終わった。
3Qは、ラプターズのレナードの得点シーンが目立った。3P、ミドルショット、フリースローと確実に成功させ、ウォリアーズのタフなディフェンスを破っていった。また、シアカムもインサイドでの得点も伸びてきた。ウォリアーズはトンプソンの得点で何とか大きく離されずに済んでいるが、少しずつ点差が開いてきた。3Qが終わり79対67とラプターズが12点リードした。
4Qは不調だったカリーのも徐々に3ポイントを決めるシーンも見られたが、勢いに乗ったラプターズを止めきれず、なかなか追いつくことができない。ラプターズは、この勢いのままウォリアーズを突き放そうとした。このクオーターに目立ったのはサージ・イバカだ。守備ではインサイドに圧倒的な存在感を見せ、オフェンスでは大事な所で3Pショットを決めるなど、攻守に、活躍を見せた。
イバカの活躍もあり、ラプターズリードのまま試合は進み、最後は追い打ちをかけるように、ダニー・グリーンの3Pショットでウォリアーズの追撃を絶った。
最終スコアは105対92でラプターズが3勝目でチャンピオンに王手をかけた。
レナードは、エースとしての役割をしっかり果たしている。得点が欲しい所でしっかりとってくれる。ウォリアーズも本当にレナードに苦しめられている。そして、今回光ったのはイバカであろう!ベンチスタートながら20得点と活躍を見せた。自分の中では、イバカはサンダーの感じやったけど、ラプターズでもしっかりと存在感を出してるね!
ハンブリートがリビングストンとリバウンド争いのなか、リビングストンの左ひじがハンブリートの右目当たりに直撃し、流血。ロッカールームに帰った。必要な選手なので大事にいたらない事を願う・・・
ウォリアーズは本当にけが人に悩まされている。トンプソンも復帰したが試合終了後ロッカールームに帰る際、足を引きずっていた。やはりまだ、完治はしていない状況なんだね。けどトンプソンがいるといないでやっぱり違うな。
ゲーム5では、デュラントが復帰するか微妙だが、どうにか王者の意地を見せてもらいたい!
ゲーム5
ラプターズのホーム「スコシアバンク・アリーナ」に場所を移し、ゲーム5が行われた。この試合注目は、やっとウォリアーズのケビン・デュラントがケガから復帰し、先発出場するとの情報が入った。試合前の練習も行いケガの影響は特に見られない様子だった。練習中は、ラプターズのファンから大ブーイングを受ける。
まぁ、これもラプターズファンからの愛ある洗礼でしょう。
後がないウォリアーズにはうれしい情報です♪
1Qは、ラプターズ先行でしたがターンオーバーから早速カリーの3Pで試合が動いた。
その後ケガから1ヵ月ぶり復帰のケビン・デュラントも鮮やかに3Pを決める。トンプソンも2本連続の3Pを決めるなど、開始早々に好調なウォリアーズ。ラプターズもなんとか離されずに付いていく、34対28でウォリアーズがリードで1Qを終える。
2Qもウォリアーズは好調で2Q序盤でスプラッシュブラザーズはすでに2桁得点と順調に試合を運んでいたが、2Q開始3分くらいにデュラントが1on1を仕掛ける際に急に崩れこみ痛めていた足を抑え倒れている。
その後、自力で歩くことができず、イグドラに肩を借りて、ロッカールームに帰っていき、その後試合に戻ることはなかった。
デュラントが欠場した後、ウォリアーズのカリーがチームメイトを鼓舞するシーンも見られ、集中を切らす事なく、得点を重ね13得点差まで広げる。
しかし、ラプターズのレナードがゆっくりとエンジンをかけはじめ、得点を重ねていく。その姿に、チームメイトも刺激され、ガソルの3Pやシアカムのショットも決まり2Qは28対28で点差変わらず6点差で前半を終えた・・・
3Qはウォリアーズの3Pが確立よく決まる。カリー、トンプソン、イグドラの3Pが決まり、12得点差まで広げる時間帯もあったが3Q終盤にラウリーの得点で22対22でこのQでも得点差は変わらず、最終クオーター
4Qもきっ抗した試合展開でラプターズもなかなか6点の点差を縮めることができず苦しんでいたが、4Q開始4分ごろにラウリーの3Pやイバカのダンクが決まり、3点差まで得点を縮めた。この点差が縮まる中、会場は大きく盛り上がりラプターズファンが選手を盛り上げた!この機にレナードが得点を量産!連続10得点を取り逆転に成功した。
この時、会場は最大に盛り上がり会場は揺れていた!この時間帯ウォリアーズの選手は地獄だったろう・・・
試合残り3分でラプターズが6点リードで、チャンピオンリングが見えかけたが、まだ試合は終わっていない。王者ウォリアーズはあきらめない!
残り2分32秒にトンプソン、残り1分22秒にカリーと、立て続けの3Pショットで103対103と同点に追いつくと、残り57秒で再びトンプソンが3Pを成功。土壇場で再逆転に成功した。
カイル・ラウリーに1点差とされ、さらにスクリーン時のデマーカス・カズンズのファウルで攻撃機会を失ったウォリアーズだったが、ラプターズの最後の攻撃でレナードにショットを打たせず。コーナーからのラウリーのショットが外れ1点差を守り切ったウォリアーズが106対105で勝利した。
デュラントは残念だけど、デュラントがいなくてもチームメイトが勝利をデュラントにプレゼントできた。レナードの4Q怒涛の攻撃は脅威やったけど、この試合はスプラッシュブラザーズの試合やったな。トンプソンの3Pは本当に鳥肌ものやった!あのプレッシャーのかかる中、しっかりと1フェイク入れて、落ち着いて3Pを打てるハートがヤバイ!しかもノータッチで入れる精度の良さ。あれでこそ、本当のトッププレイヤーだね。
ラプターズの優勝はまだお預けになったが、王手をかけているのは変わりない。ゲーム6はオラクルアリーナに戻り14日になる。
ゲーム6
ゲーム5で負傷退場したウォリアーズのケビン・デュラントは診断の結果、アキレス腱断裂だった。その後、即手術をおこない、手術は成功したそうだが、来季はほぼ絶望的だ。そんな、残念なニュースの中ウォリアーズのホーム、オラクルアリーナに戻りゲーム6が行われた。
1Qは、序盤からにラプターズの得点がきまり、好調な滑り出しを見せた。しかし、ウォリアーズのショットがなかなか決まらず、試合開始2分で8対0とラプターズがリードする時間帯があった。しかし、トンプソンの3Pを境にウォリアーズの調子も上げ、1Q終わってみれば両チームハイスコアの33対32でラプターズがリードし1Qを終えた。
2Qは、両チームディフェンシブにシフトチェンジを行い1点差の攻防が続いた。前半を終え60対57と3点差でラプターズリード。
3Qは、トンプソンが奮起した。得点の3Pやファストブレイクなど得点を重ね3Qの10分で12得点を上げる活躍を見せた。しかし、3Q残り2分くらいの時にファストブレイクにダンクを試みたトンプソンにラプターズの選手がファールで阻止!着地の際にトンプソンが左膝を痛めた。
1度ロッカールームに帰ろうとしたが、フリースローを打たずに交代すると、この試合に復帰できないルールがあるので、走ってコートに戻り、確実に2本のフリースローを決めた。決めた後、ディフェンスポジションに走って戻る姿を見せたが、交代を告げられロッカールームに戻った。チーム側から、トンプソンはこの試合復帰できない事を告げられた。試合後の診断結果では左膝前十字靭帯を断裂との診断。え!?断裂?断裂してたのに走って戻って、フリースロー打って、ディフェンスしようと思ってたん?トンプソンの精神がすごいな!そこまで勝ちたかったんだろうな・・・残念。
3Qはトンプソンの活躍があったのもあり31対26とウォリアーズがリードし最終クオーターに入った。
4Qは、トンプソンがいない代わりに、カリーに容赦なくディフェンスを仕掛けるラプターズ。カリーにディフェンスが集中する中、カズンズとクイン・クックのショーン・リビングストンの得点でリードしていたウォリアーズ。しかし、今夜もバンブリートの3Pが徐々に決まり始め、ウォリアーズとの得点を縮めてきた。同点を許すとドレイモンド・グリーンのティップイン、リビングストンのダンク、カリーのフローターで加点し、なんとか逆転を許さずに試合を進めていく。
ところが、この日絶好調のバンブリートが残り3分46秒にまたもや3ポイントをねじ込んでラプターズが逆転。さらにイバカがオフェンシブ・リバウンドをもぎ取って押し込むと、残り3分3秒に5点差をつけた。
カリーが厳しいマークに遭う中、ウォリアーズはカズンズのフリースローやドレイモンド・グリーンの3ポイントでなんとか食らい付き、残り46.9秒にカズンズがユーロステップからショットを決めて1点差の射程圏内へ追い込んだ。
その直後にシアカムがドレイモンド・グリーン をかわしてショットをねじ込めば、カリーがフリースロー2本を決めていき、試合は最終盤へ。
残り18.5秒で迎えたオフェンスで、ラプターズはダニー・グリーンが味方えのパスミスでターンオーバーを犯す。ウォリアーズは残り9.6秒で1点差という場面でウォリアーズのラストオフェンス。ウォリアーズの逆転えの希望を乗せたシュートセレクションはやはりカリー。逆転をかけた3ポイントを放った。しかし、オラクル・アリーナに駆け付けたファンの思いもむなしく、ボールはリングに嫌われてしまった。ルーズボールをつかんだドレイモンド・グリーンがすでに使い切っていたタイムアウトを要求したためテクニカルファウルをコールされてしまい、レナードが冷静沈着にフリースローを沈めて最終スコア114対110でラプターズに軍配。フランチャイズ史上初の優勝を飾ることとなった。
今年のNBAファイナルのMVPはもちろんカワイ・レナードだ。
カワイ・レナード自身はスパーズ時代にもファイナルMVPを受賞されているので今回2度目の受賞になる。
ラプターズが優勝できたのはレナードの存在が大きかったかもしれないが、この優勝はラプターズ全員の力で勝ち取ったと思う。チーム1人ひとりほんとにいい活躍してた!良いチームだったね。
ウォリアーズは3ピートを逃したがケガに泣かされたシリーズだったね。ケガさえなければ・・・と思ってしまうがこれも運命でしかたない。デュラントもトンプソンも勝ちたい思いがあったが、3ピートは簡単じゃないんだね・・・
NBAファイナルで着用されたバッシュ
ラプターズ
adidas Harden Vol.3/カイル・ラウリー
adidas Harden Vol.3/フレッド・ハンブリート
New Balance OMN1S/カワイ・レナード
PUMA Clyde Court Title Run/ダニー・グリーン
NIKE Hyperdunk X/マーク・ガソル
adidas Crazyquick 2 Low/ジェレミー・リン
ウォリアーズ
adidas Dame 5/ケボン・ルーニ
adidas Harden Vol.3/ケボン・ルーニー
adidas T-Mac 1/ケボン・ルーニー
Under Armour Curry6/ステフィン・カリー
NIKE KD12/アンドレ・イグドラ
NIKE KD12/クイン・クック
PUMA Uproar Spectra/デマーカス・カズンズ
ANTA KT4/クレイ・トンプソン
NIKE Hyperdunk X/ドレイモンド・グリーン
NIKE Kobe 4/アンドレ・イグドラ
NIKE KD11/デイミアン・ジョーンズ
NIKE Kobe A.D. Exodus /ジョーダン・ベル
NIKE AIR Max Dominate/アンドリュー・ボーガット